お金も時間も節約したい、と思っていたけど、いつまでたっても忙しいのは変わらない。時間をたっぷり無駄にした例を参考に、お金の節約と時間の節約について見直しました。

小さなお金を捨てて多くの時間を守る

今日もまたやってしまった。そんな私の時間の浪費例を三つ紹介します。

【(1)割引クーポンを使うために無駄なネットサーフィン】
利用期限直前の割引クーポンがありました。ちょうど買いたいものがあったので、クーポンが期限切れになる前に、とショッピングサイトでお買いものスタート。ところが送料無料金額とクーポン利用最低金額の壁に。

買いたいもの1点では送料無料にもクーポン利用もできずに、結局その後1.5時間もネットサーフィンして買いたかったものはないかを探しました。

割引金額 300円 < 浪費した時間 1.5時間

【(2)安いから、で長距離ショッピング】
牛乳は近所のコンビニよりスーパーが40円安い。だから牛乳をスーパーに買いに行きました。コンビニは徒歩1分。スーパーは車で15分。駐車時間やレジに並ぶ時間を考えたら、、、。

差額 40円 < 浪費した時間 約40分

【(3)予約したホテルの見直し】
すでに予約したホテルから「あいにく、ご宿泊日に電気工事のため空調設備がとまります」とメールが来て、不安に。もっと安いプランが出てるかも、ほかの旅館の方が良いのでは?といろいろ考えてしまって、結局、3時間以上も旅行プランを探していました。

漠然とした不安 < 浪費した時間 3時間以上

改善:時間を1秒1円と考える

時間を1秒1円と考えたら、1日は86,400円になります。10分は600円、1時間は3,600円。時間を浪費する理由に「時間の浪費を計算したことがない」「目に見えにくい」ことがあります。そこで、お金に換算することで、時間をわかりやすくしよう、というわけです。

上にあげた例(1)(2)はお金のために時間を費やしているので、時間をお金に換算するやり方はとてもわかりやすいです。「300円クーポンを使うために5,400円の時間」「40円安い牛乳を買うために2,400円の時間」。このバランスでよいのかな、と考えます。

1時間3,600円が高すぎるなら、時給900円で考えても良いです。1秒は0.25円、10分は150円で1時間は900円。それでも例(1)(2)ではやっぱり時間を使いすぎています。

実は、(1)は今日私がやってしまった時間の無駄遣いです。もう二度としたくない、と思ってこの記事を書いています。

300円のクーポンが消えてしまう!!と思って、何かしたいなら5分ですね。5分以内に買い終えられるなら、ちょうどクーポンの使い時だったということ。そうでない場合は、さっと見切る。もったいないように見えるけど、見切らなければ時間がもっともったいないんです。