行動パターンを知ることの意味
時間の節約のポイント(2007.06.14)
私達の毎日には、一人ひとり別のオリジナルのリズムがあると思います。時間の節約の始まりはそんな自分の時間の使い方を知ることから。
認めたくない自分を認めるという壁
自分の行動を知ることで自分の時間の使い方が客観的に分かります。
客観的というのは、つまり、自分を他人のように見るということ。人のことなら「忙しいっていってるけれど、暇そうにみえるなぁ」って思えるときがありますよね。その他人を見る目を自分に向けるだけ。
よほど完璧な人を除き、ほとんどの人が認めたくない自分の姿を目にすると思います。これってできれば避けて通りたい作業です。だからここが意外と超えられない第一の壁だったりします。
私の場合、自分の行動チェックを終えるまでに1週間もかかりました。単純に1週間、何もせずに先延ばしにしただけ。これを無駄と言わずしてなんという!それが私の時間の使い方の真実でした。
しかもチェックした私の行動は、「おいおい、あれだけ忙しいって八つ当たりしてたのに、このスケジュールで毎日過ごしてたの!?情けない~(>_<)」という内容でした。自由奔放にやりたいことやりたくないことだけで決められた行動。う~、認めたくない自分の姿がありました。
余談になりますが、その時私は「よく頑張った!ジブン!!」と思いました。三十歳になるまで越えられなかった壁べを越えたんです。なんで今ごろ、、、という惨めさ・情けなさもありましたが、それは脇においておき、まずは壁を越えた自分を褒めました。
時間が節約できない、スケジュール管理が下手な私にとっては、自分の行動をチェックすることは高い高い壁でした。出来る人を基準にせず、出来ないへたくそな自分を基準に、とにかく一歩進んだ自分を褒めました。
それが時間の節約を絶対実現する、というやる気につながったと思うので、皆さんも自分を褒めることをお忘れなく♪♪
具体的な時間の節約は自分から
一つ目の壁を越えた結果、自分の時間の使い方が客観的に分かりました。
具体的には、
・サイト作成を優先し家事を夜に回している(気分に任せた時間の使い方)
・食器の片付け、洗濯物の整理を翌日午前中に回す(その場しのぎが悪循環へ)
・睡眠時間を直ぐに削る(用事をすべてやろうとする)
結果は人それぞれですが、私の時間の使い方の悪さは主にこの3つでした。
そこで今後の時間の使い方では、
・用事の優先順位をつける(脱・気分任せ)
・今のことは今片付ける(脱・その場しのぎ)
・睡眠時間は削らない(用事を削る・あきらめる)
を意識することにしました。
今回のチェックで私には体力がないことを痛感したので、「体力がない自分」を前提に時間を節約しようと思いました。
現在も忙しい生活は続いていますが、以前と違って夫婦のための時間を多く取れるようになりました。忙しさの中身が変わってきたと実感しています。
自分の行動パターンを知ったことで、自分の体力に合わせて諦めた感じの(笑)スケジュールを組むようになったし、心のゆとりを少し計算にいれてスケジュールを組むようにもなりました。
自分や家族の状態に合わせて、スケジュールを変えていくという余裕もできました。
私ならどうやれるか、を書き出すことがスケジューリングだと実感しました。と同時に、今までの自分がやってきたスケジューリングは理想をそのまま書き出しただけだったなぁと気付きました。
時間の節約が「自分」を抜きにして実現できないことが分かり、自分の行動パターンを知ることが具体的な時間の節約に欠かせないことだと今は確信しています。